この記事では、ロードバイク用レインウェアおすすめについて書いています。
ロード乗りにとって雨天時の走行は重要なテーマの一つ。雨の日でも可能な限り安全・快適に走りたいですよね。
その際に必要となるのがレインウェア。私はロードで雨の日に走ったことはありませんが、MTBではレインウェアを使うことがあります。
しばらく漕いでいるとウェアの内側がムシムシ暑くなるのですが、そういうものだと割り切っていました。
今回改めて調べると、蒸れ対策がされているレインウェアなど色々な製品があることが分かりました。
そこで今回はロードバイク用レインウェアのおすすめをご紹介します。
ロードバイク用レインウェアの選び方
まずは、ロードバイク用レインウェアの選び方のコツを紹介します。
選び方のコツは主に6つ!
- ロードバイク用であることを確認する
- 耐水圧(濡れにくさ)を確認する
- 透湿度(蒸れにくさ)を確認する
- 値段で選ぶ
- メーカーで選ぶ
- ゴアテックスで選ぶ
ロードバイク用のレインウェアは通常のサイクルウェアと同じく、背中側が長めに作られています。
体にフィットする動きやすい作りであることも特徴。
ロードバイク用かどうかは通販サイトの商品名や写真で確認できるので、まずはこの点を押さえましょう。
耐水圧とは「生地がどれくらい水を通しにくいか」、つまり濡れにくさを示す基準。
例えば「耐水圧10,000mm」との記載があれば、その製品は「1cm²に10,000mm(10m)の水が当たっても水が通過しない」ことを意味します。
ロードバイク用に使うのであれば、耐水圧10,000mm以上のレインウェアがおすすめ。大雨にも耐えられる程度の基準です。
透湿度とは「生地がどれくらい水を外に逃がしやすいか」、すなわち蒸れにくさを表す数値。
透湿性と書かれることもあります。
例えば「透湿度5,000g/m2/24h」と書かれていたら、その製品は「1日に1m² あたり5,000gの水(汗)を逃がすことができる」ということ。
透湿度が5,000g以上あれば「蒸れにくい」レインウェアだと言えます。ただし快適さの基準は人によって異なるため、自分が満足できる透湿度を求めるのが良いでしょう。
レインウェアは消耗品。何度も使ったり経年劣化したりして、耐水圧や透湿度の機能が低下します。
定期的な買い替えが必要なので、性能よりも安さを重視して選ぶのもアリです。
メーカーによってはレインウェアへのこだわりを明確に打ち出しているところもあります。
私のおすすめはワークマンとモンベル。
ワークマンは作業着のイメージが強いですが、最近ではアウトドアやスポーツなどに主眼を置いたオリジナルブランドを展開。レインウェアは「AEGIS(イージス)」というブランドに含まれます。
全国に実店舗があるため、試着してから購入を決められるのも利点ですね。
一方モンベルは言わずと知れたアウトドア専門店。お高い品物が多いですが品質は間違いありません。
レインウェアでも耐水圧20,000以上のものが揃っているので、性能重視で選ぶなら要チェックです。
ゴアテックスとはアメリカの「WLゴア&アソシエイツ社」が開発した、防水と透湿に優れた素材のこと。
様々なレインウェアに使われており、商品名に入っていることも多くあります。
「良いレインウェア」が欲しい場合、手っ取り早くゴアテックスを使用しているかどうかで決めるのも一つです。
ロードバイク用レインウェアおすすめ10選
ここからは、ロードバイク用レインウェアのおすすめ10選をご紹介します。
- ワークマン レインスーツ ストレッチパーフェクト R600
- モンベル サイクルジャケット
- カペルミュール サイクリング レインジャケット
- パールイズミ レインジャケット
- ミズノ レインウェア アクアブロック
- YORKEN レインウェア
- マック レインスーツ
- テスラ サイクルジャケット メンズ
- マルト スタイリッシュスポーツサイクルポンチョ02 SCP-02
- AETONYX 透湿防水 ストレッチレインパンツ
さっそく見ていきましょう!
メーカー | WORKMAN(ワークマン) |
耐水圧 | 10,000mm |
透湿度 | 8,000g/m²/1日 |
- 実績ある大手メーカーの製品で、十分な機能を備えている
- ロードバイク専用ではないが、ストレッチ効果で動きやすい
- 女性用だが大きいサイズなら男性も着られる
- 安心できるメーカーから選びたい人
- ズボンもセットで欲しい人
メーカー | Mont-bell(モンベル) |
耐水圧 | 20,000mm |
透湿度 | 44,000g/m²/1日 |
- 有名メーカーによる安心のハイクオリティ
- ロードバイク専用ではない(ただしこれを着て長距離の自転車イベントに出たというレビューはある)
- 性能を第一に考える人
- メーカーで選びたい人
メーカー | KAPELMUUR(カペルミュール) |
耐水圧 | 10,000mm |
透湿度 | 記載なし |
- 耐水圧10,000mmで十分な防水性能がある
- シンプルな見た目で、小さく収納できる
- ロードバイク用としては安価
- とりあえずロードバイク用レインウェアが欲しい人
- 軽くて収納しやすいことを重視する人
メーカー | PEARL IZUMI(パールイズミ) |
耐水圧 | 記載なし |
透湿度 | 記載なし |
- サイクル用品専門の国内メーカー製造
- 比較的安い値段で手に入る
- 実績ある日本のメーカー品が欲しい人
- コスパの良い製品を求める人
メーカー | MIZUNO(ミズノ) |
耐水圧 | 15,000mm |
透湿度 | 10,000g/m²/1日 |
- 耐水圧と透湿度が高い
- カラーが6色から選べる
- ロードバイク専用ではないが、アウトドア活動で使える
- 安くて高性能な製品が欲しい人
- 好みの色から選びたい人
メーカー | YORKEN |
耐水圧 | 8,000mm |
透湿度 | 5,000g/m²/1日 |
- 150g未満という軽さ
- 5千円以下で購入できる
- 値段の割には耐水圧と透湿度が高い
- 性能よりも値段を重視する人
- サイクリング用レインウェアを初めて使ってみる人
メーカー | MAKKU(マック) |
耐水圧 | 10,000mm |
透湿度 | 5,000g/m²/1日 |
- 国内メーカー製
- リュックを背負ったまま、ヘルメットをしたまま着用できる
- 背後に反射材が付いている
- 通勤、通学などで荷物を背負いながら走行する人
- 安全性を重視する人
メーカー | TESLA(テスラ) |
耐水圧 | 5,000mm |
透湿度 | 3,000g/m²/1日 |
- 安い値段に見合った性能
- 反射材が付いている
- 性能よりも値段を重視する人
- 普段の通勤や趣味の範囲で使いたい人
メーカー | MARUTO(マルト) |
耐水圧 | 10,000mm |
透湿度 | 記載なし |
- ポンチョタイプで体や荷物をスッポリ覆う
- 前側が透明になっているため、ライトを隠さない
- 手軽に被れるポンチョタイプが欲しい人
- 冬場の使用を想定している人
メーカー | AETONYX |
耐水圧 | 5,000mm |
透湿度 | 記載なし |
- 防水、通気性、耐久性に優れた素材「AETX-TECH」を使用
- 非常に安価
- 防水のパンツが欲しい人
- コスパの良いレインパンツを求める人
まとめ
今回はロードバイクで使えるレインウェアを、以下の10製品ご紹介しました。
- ワークマン レインスーツ ストレッチパーフェクト R600
- モンベル サイクルジャケット
- カペルミュール サイクリング レインジャケット
- パールイズミ レインジャケット
- ミズノ レインウェア アクアブロック
- YORKEN レインウェア
- マック レインスーツ
- テスラ サイクルジャケット メンズ
- マルト スタイリッシュスポーツサイクルポンチョ02 SCP-02
- AETONYX 透湿防水 ストレッチレインパンツ
手軽なものから本格的なものまで様々ですが、お気に入りの一品はあったでしょうか。
納得できるレインウェアを着て、雨にも負けず安全・快適なライドを楽しんでください!