この記事では、街乗り向けのマウンテンバイクについて書いています。
「スポーツバイクで街乗りしたいけど、クロスバイクは乗っている人がたくさんいるしロードバイクはちょっと敷居が高いかな…」
そんなことを思っている方はいませんか?
そんな個性派の方には、街乗りもできるおしゃれでかっこいいマウンテンバイクがおすすめ!
頑丈なフレームに太いタイヤが装備されたマウンテンバイクは、その見た目通りオフロードを走るために開発された自転車です。
しかし、荒れた路面を難なく走破する機能性は、オフロードだけでなく街乗りでも十分すぎるほど効果を発揮してくれるんです!
今回は「街乗り向けのマウンテンバイクおすすめ6選」をご紹介するとともに、よくある質問や、マウンテンバイクの選び方などを解説していきますね。
私が厳選した街乗り最強の1台はKONA(コナ)の FIRE MOUNTAINです!
FIRE MOUNTAINは、マウンテンバイクを主力として扱っているKONAの定番モデル。
機能性が高いうえにコスパも良く、スタイルやカラーも最高にかっこいいマウンテンバイクなんです!

街乗りもできるマウンテンバイクの選び方

ここからは、街乗りにも適したマウンテンバイクの選び方を解説していきます。
購入前にポイントをおさえておきましょう!
路面からの衝撃を吸収するサスペンションが装備されているところが、マウンテンバイクの大きな特徴といえますよね。
そんなマウンテンバイクですが、サスペンションが取り付けられている位置によって、ハードテイルとフルサスペンションの2種類に分けられます。
ハードテイル | フルサスペンション | |
---|---|---|
サスペンションの位置 | フロントのみ | フロントとリアの両方 |
向いている路面 | ・舗装路など平坦な道 ・砂利道 ・少し荒れた路面 | ・荒れた路面 ・激しい山道 ・レース用の路面 |
特徴 | ・モデルの種類が多い ・車体が比較的軽量 ・メンテナンスがしやすい | ・高価なモデルが多い ・本格的なオフロード走行が可能 ・車体が若干重い |
向いている路面や特徴を見ると一目瞭然!
街乗りに向いているサスペンションはハードテイルだということがわかります。
舗装された綺麗な道路はもちろん、少し荒れている道も快適に走ることができますし、街中のちょっとした段差なら簡単に乗り越えることができるんです。
何気に嬉しいポイントは、サスペンションがフロントだけなのでメンテナンスが簡単なところ!
マウンテンバイクのタイヤサイズは、大きく分けて27.5インチと29インチの2種類ですが、27.5インチの方が街乗りに適しています。
その理由は・・・
- 扱いやすく小回りがきく
- コーナーなども運転がしやすく快適に走ることができる
- スタートでスピードが出しやすい
このような特徴から、少し小さめの27.5インチのタイヤの方が街乗りに向いているんです!
街中は曲り角が多いので、小回りが利くタイヤの方が運転がしやすく快適。
街乗りでは信号などで止まる機会が多いので、漕ぎだしが軽い27.5インチが断然おすすめですよ!
マウンテンバイクに使われているフレーム素材は主に3種類。
特徴 | |
---|---|
アルミフレーム | ・軽量で比較的強度もある ・柔軟性が高く乗り心地が良い ・安価でエントリーモデルに多く使われている |
クロモリフレーム | ・他の素材よりも重量がある ・衝撃を吸収しやすく丈夫 ・比較的安価 |
カーボンフレーム | ・超軽量でレース向き ・外からの衝撃に弱い ・他の素材よりも高価 |
多くのエントリーモデルで使われているアルミフレームは、価格と性能のバランスが良くコストパフォーマンスに優れています。
軽量で乗り心地の良いアルミフレームの車体は、街乗りに最適といえるでしょう。
サビに強いという特徴もあるので、少々の雨ならへっちゃらです!
マウンテンバイクの変速数は約7〜24段と幅広く設定されています。
山道を登ったりする場合は細かいギア設定が必要ですが、街乗りの場合はそれほど多くのギアは必要ありません。
フロント1〜2速、リヤ8速くらいで十分でしょう。
ちなみに、フロントギアはシングルの1段の方がトラブルが少なくメンテナンスもしやすいのでおすすめですよ!
街乗り向けのマウンテンバイクおすすめ6選!最強はどれ?

それでは、街乗り向けのマウンテンバイクおすすめ6選を紹介していきます。
ラインナップは以下の通り。
- GT(ジーティー) AVALANCHE SPORT
- GIOS(ジオス) DELTA
- SCOTT(スコット) ASPECT760
- MERIDA(メリダ) BIG.SEVEN20-MD
- Bianchi(ビアンキ) MAGMA7.2
- KONA(コナ) FIRE MOUNTAIN
では、さっそく見ていきましょう!
GTはマウンテンバイクやBMXをメインに取り扱っているアメリカの自転車メーカー。
当然ながら、マウンテンバイクのラインナップはかなり豊富。
AVALANCHE SPORTは、街乗りからオフロードまで快適に走れるバランスの良いマウンテンバイクで人気のモデルなんです!
価格 | 93,500円(税込) |
サスペンション | ハードテイル |
変速 | 2×9速 |
フレーム素材 | アルミフレーム |
参考重量 | 14.57㎏ |
タイヤサイズ | 27.5インチ 29インチ |
カラー | ブルー グレー |
- GTのアイデンティティーであるトリプルトライアングルデザインを採用しているので、シートステイがよくしなり心地よい乗り心地を実現!
- タイヤサイズ29インチのモデルは、適正身長が195cmまで対応しているので、高身長の方にぴったりのマウンテンバイクですよ!

軽量で丈夫なアルミフレーム、雨の日も安心の油圧式ディスクブレーキといった、マウンテンバイクの基本が詰まったGIOSのDELTAは、エントリーモデルの中でも特に扱いやすく街中もスムーズに走れる快適さを実現しています!
重量も13㎏台とマウンテンバイクとしては軽量なので女性にもおすすめ!
サスペンション | ハードテイル |
変速 | 2×8速 |
フレーム素材 | アルミフレーム |
参考重量 | 13.5㎏ |
タイヤサイズ | 27.5インチ |
カラー | ネオンイエロー シルバーメタリック |
- 690㎜のハンドル幅は街乗りでも扱いやすく、多少の荒れ道でもコントロールしやすいハンドル幅です
- 滑らかにカーブしたトップチューブからやや細身のシートチューブは、美しいフレームデザインながら路面からの振動を抑えてくれる抜群の機能性
SCOTTのASPECT760はマウンテンバイクの入門モデル、通勤や通学など初心者の街乗りに最適の1台。
太めのタイヤは安定感もクッション性も抜群なので、毎日の街乗りも快適ですよ!
サスペンション | ハードテイル |
変速 | 2×8速 |
フレーム素材 | アルミフレーム |
参考重量 | 14.5㎏ |
タイヤサイズ | 27.5インチ |
カラー | ブラック |
- 街乗りには欠かせない専用のキックスタンド(4,180円)は、2本のボルトでチェーンスタンドに取り付け可能!
- 安価ながら信頼性の高いSIMANO製16段変速(2×8速)を装備しているので、日々の街乗り使用も安心!

MERIDAのスポーツバイクといえば、コスパの良さが1番の売り。
BIG.SEVEN20-MDも今回ご紹介したマウンテンバイクの中では最安値ですが、性能の良さは他に引けを取りません。
どのマウンテンバイクにしようか迷って決められない方は、とりあえずBIG.SEVEN20-MDを最優先に検討してみましょう!
サスペンション | ハードテイル |
変速 | 3×8速 |
フレーム素材 | アルミフレーム |
参考重量 | 14.0㎏ |
タイヤサイズ | 27.5インチ |
カラー | グリーンブロンズ |
- 変速はSIMANO製24段変速(3×8速)を採用しているので、あらゆる路面状況に合わせて走行可能
- メカニカルディスクブレーキの制御性と、27.5インチホイールの優れた加速性能とハンドリングで、気軽に街乗りを楽しむことができる1台になっています
Bianchiといえばロードバイクのイメージが強いと思いますが、マウンテンバイクもしっかりと取り扱っております。
MAGMA7.2は流行りを押さえつつも初心者でも乗りやすいエントリーモデル。
デザインもBianchiらしいお洒落な作りになっています。
私のおすすめカラーは、チェレステをさりげなく取り入れているブラックモデル。すごくかっこいいですよ!
サスペンション | ハードテイル |
変速 | 2×9速 |
フレーム素材 | アルミフレーム |
参考重量 | - |
タイヤサイズ | 27.5インチ |
カラー | ブラック/チェレステ チェレステ/ブラック |
- フロントサスペンションの動きを固定できるロックアウト機能付きなので、舗装路などの平坦な道では力を逃さずに走行可能
- 取り回しのしやすい27.5インチタイヤと、反応性を高めてくれる左右非対称の扁平形状のリアステーで漕ぎだしがスムーズ

最後にご紹介するのは街乗りには最強のマウンテンバイク、KONAのFIRE MOUTAINです。
カナダ発のスポーツバイクブランドであるKONA。
数ある取扱い自転車の中でも、マウンテンバイクはメインで扱っている主力商品なので、その性能は申し分なし!
FIRE MOUTAINはKONAの定番モデルで、長年人気を博している1台。
油圧ディスクブレーキなどの基本機能は押さえているので、エントリーモデルながら、街乗りはもちろん、ちょっとした荒れ道や山道も快適に走ることができる最高で最強のマウンテンバイクなんです!
サスペンション | ハードテイル |
変速 | 9速 |
フレーム素材 | アルミフレーム |
参考重量 | - |
タイヤサイズ | 26インチ 27.5インチ |
カラー | マットミッドナイト マットフォーロウ |
- XSサイズは26インチホイールを採用しているので、小柄な方や女性でも扱いやすいサイズ感
- 新たに採用されたMicroshift Advant 9速ドライブトレインは、上位グレードに匹敵するギアレシオで変速もスムーズ
- 丈夫で耐久性の高いアルミフレームは、マウンテンバイクらしい無骨なデザインと高級感あふれるカラーリングで、見た目も最高の仕上がり

マウンテンバイクの街乗りに関するよくある質問
マウンテンバイクで街乗りをする前に、知っておいた方が良い質問とその答えをまとめたので参考にしてくださいね。
- マウンテンバイクで街乗りするときの欠点は?
舗装路用に作られているクロスバイクやロードバイクに比べると、スピードが出しにくいという点がマウンテンバイクで街乗りするときの1番の欠点。
また太いタイヤは安定性がありますが、長距離の運転には向いていません。
車体重量も他のスポーツバイクに比べると重いので、街中で長距離の移動をするには不向きと言えるでしょう。
- マウンテンバイクは歩道走行ができるの?
道路交通法により、ハンドル幅が600㎜を超える自転車は歩道走行が禁止されています。
マウンテンバイクのハンドル幅は650㎜〜800㎜が一般的なのでそのままだと歩道走行はできません。
自転車は軽車両なので基本的には車道を走らなければいけませんが、安全のためやむを得ない場合は歩道を走ることが認められています。
街乗りするのであればハンドル幅が600㎜以下のマウンテンバイクの方が好ましいと言えますね。
- スタンドや泥除けなどは後付け可能?
マウンテンバイクはスタンドや泥除けなどが付いていない場合が多く、通勤・通学など用途によっては街乗りに不向きな場合もあります。
メーカーやモデルによって、後付けできる純正品がオプションで用意されていたりする場合もありますが、後から装備できないタイプのマウンテンバイクもあるので、どうしてもオプションが必要な場合は購入前に確認しておいた方がいいですよ。
まとめ
今回は街乗り向けのマウンテンバイクおすすめ6選と街乗り最強の1台をご紹介しました。
ラインナップは以下の通りです。
- GT(ジーティー) AVALANCHE SPORT
- GIOS(ジオス) DELTA
- SCOTT(スコット) ASPECT760
- MERIDA(メリダ) BIG.SEVEN20-MD
- Bianchi(ビアンキ) MAGMA7.2
- KONA(コナ) FIRE MOUNTAIN
選び方なども参考にしていただき、自分にあったマウンテンバイクを探してみてくださいね!