この記事では、25cのロードバイク用タイヤおすすめについて書いています。
ロードバイクのタイヤは、スピードや乗り心地を快適にするカスタムパーツでもあります。
なかでも25cタイヤは、加速や登りが軽く感じるので、軽快な走りを楽しみたい方におすすめです。
今回は、「ロードバイクの25cタイヤが気になっている!」という方に、おすすめのロードバイク用25cタイヤをご紹介します。
メリット・デメリット、選び方についてもまとめたので、ぜひ最後までじっくりとご覧ください!
ロードバイクの25cタイヤを使うメリット
まずは、ロードバイクの25cタイヤを使うメリットを4つご紹介します。
早速1つずつ、詳しくみていきましょう!
細めのタイヤ(23c)に比べて、25cタイヤは太さがあるため、高速走行時の安定感が抜群です。
25cタイヤはエアボリュームがあるので、荒れた路面でもパンクの恐れが少なく、快適な乗り心地を実感できますよ。
※エアボリューム…タイヤ内の空気量
ロードバイク愛好家の間でも、「25cタイヤなら、カーブや少しの段差を越えるときに安心して走れる!」という声も多いです。
25cタイヤは23cタイヤと比べて、転がり抵抗が少ないため、軽快な走りを楽しめます。
※転がり抵抗…タイヤが路面を転がるときに生じる抵抗のこと
タイヤは、地面に触れる際に「潰れて、戻る」をくり返して動きますが、タイヤの変形量が大きいほど走行時に重たさを感じます。
25cタイヤの場合は、路面との接地面積が少ないため、転がり抵抗が少なく軽い力で走れるのがメリットの1つですよ。
先程も少し紹介しましたが、25Cタイヤは荒れた路面でも安定感があるため、体に伝わる衝撃が少ないのが嬉しいメリットです。
私は細めのタイヤでロングライドをすると、小さな衝撃が積もって、後半でバテてしまいます。
「膝や腰の痛み」「足への負担」「強い疲労感」など、体の不調が出やすい方も多いです。
体に負担をかけずにロングライドを楽しみたい方は、25cタイヤを選ぶのがおすすめですよ。
近年では、ロードバイクには25cタイヤが主流になり、タイヤの種類やホイールのサイズも25cタイヤ向けのものが多く出回っています。
お好みの商品を選びやすくなったので、ぜひご自身の使用用途と合わせて、最適な25cタイヤを探してみて下さいね!
ロードバイクの25cタイヤを使うデメリット
ここまでメリットについて解説しましたが、ロードバイクの25cタイヤを使うデメリットは2つあります。
23cタイヤと比べるとタイヤに重さがあるため、その分スピードに影響します。
加減速を繰り返すレースなどでは、スピードを維持するための脚力が必要です。
普段使いの場合でも、車体の軽さや漕ぎ出しの軽さを求めたい方にとっては、デメリットといえますね。
2015年頃までは、ロードバイクといえば細めのタイヤ(23c)が主流でした。
しかし、現在はプロでも使用しているほど、25cタイヤが主流になっています。
私は、昔から愛用しているフレームにサイズが合わず、25cタイヤが装着できませんでした。
25cタイヤにカスタムを検討中の方は、まずフレームのサイズを確認しましょう。
ロードバイクのタイヤの選び方
ここからは、ロードバイクのタイヤの選び方をみていきましょう。
選び方のポイントは、5つあります。
- タイヤ大きさは「700c」が基本
- ホイールに合ったタイヤを選ぼう
- 表面加工で選ぼう
- TPIの数値を確認しよう
- 耐パンク性なら、チューブレスタイヤがおすすめ
ここからは、1つずつ詳しく解説していきます!
ロードバイクのタイヤは、「700c(直径700mm)」が基本ですが、なかには「650B(直径が小さいもの)」「ETRTO」と表記されているものもあります。
※ETRTOは「622」が、700cと同じサイズ
サイズはタイヤの側面に表記されているため、よく確認してから購入してくださいね。
ホイールの規格によって使用できるタイヤが異なるため、ご自身がお持ちのホイールに適合するタイヤを選びましょう。
タイヤの種類は、主に3つです。
クリンチャータイヤ | タイヤ内にチューブが入っている パンク修理やメンテナンスが簡単 日常使いやロングライド向け | クリンチャーホイール チューブレスホイール |
チューブレスタイヤ (チューブレスレディタイヤ) | タイヤのみで空気を密閉している 転がりがよく、乗り心地がよい 乗り心地重視・レース向け | チューブレスホイール |
チューブラータイヤ | タパンク時はタイヤごと交換が必要 レースやヒルクライム向け | チューブラーホイール |
「どの規格を使用しているのかわからない!」という場合は、ホイールメーカーの公式サイトをチェックしてみて下さいね!
ロードバイクのタイヤは、2種類が主流です。
- 【スリック】溝や切り込みがほとんどないタイプ
- 【センタースリック】サイドのみに溝があるタイプ
スリックやセンタースリックは乾いた路面向けなので、
「ちょっとした雨や砂埃などでもスリップしてしまった!」という方もいます。
ご自身の使用状況に合わせて、最適なタイヤを選んでくださいね!
TPIはタイヤ内の繊維量を示しており、数値が高いほど、細い繊維がぎっしり詰まった状態です。
TPIが高いタイヤは、柔軟でしなやかな乗り心地を楽しめます。
一方、TPIが低いタイヤは、乗り心地は劣りますが、頑丈で耐久性の高さが魅力的です。
街乗りやトレーニング用として使用したい方は、TPIが低いタイヤがおすすめですよ。
ロードバイクに乗るなら、「とにかくパンクだけは避けたい!」という方もいますよね。
その場合は、耐パンク性能に優れたタイヤを選んでみてくださいね。
- 耐パンクベルトをタイヤ内に埋め込むことで、異物が刺さってもタイヤの内側まで貫通しにくいタイプ
- サイドウォールを保護しているため、鋭利な石などがぶつかっても傷がつきにくいタイプ
どの種類のパンクに強いのかは、耐パンクタイヤの種類にもよります。
気になる方は、メーカーの公式サイトでチェックしておくと安心ですね。
ロードバイクの25cタイヤおすすめ7選
ここからは、ロードバイクの25cタイヤおすすめ7選をご紹介します。
ラインナップは以下の通りです。
- Continental(コンチネンタル) Grand Prix 5000S
- Continental(コンチネンタル) UltraSport3
- Panaracer(パナレーサー) CLOSER PLUS
- Vittoria(ビットリア) Zaffiro Pro
- Panaracer(パナレーサー) AGILEST TLR
- GORIX(ゴリックス) Gtoair Edition
- Continental(コンチネンタル) GATORSKIN
では、早速1つずつ詳しくみていきましょう!
ナノカーボン粒子を使ったタイヤを開発し、高いグリップ力と低い摩耗抵抗の両方を実現したモデルです。
GP4000Sと比べて、転がり抵抗・耐パンク性性能が向上し、軽量化したことによりスムーズな加速感と減速力を実感できますよ。
メーカー | Continental(コンチネンタル) |
タイヤサイズ | 700×25c |
重量 | 220g |
種類 | クリンチャー |
TPI | 3/330 |
耐パンク性 | 〇 |
トレッド | サイドトレッド |
耐パンク性能が高いので、長距離や荒れた路面でも安定して走行できますね。
- ナノカーボン粒子を採用したタイヤのため、、高いグリップ力と低い摩耗抵抗を実現している
- 25cタイヤでありながら、220gという軽量さが魅力的
- 独自開発のタイヤ構造により、振動を吸収し、乗り心地が快適
サイドトレッドパターンなので、コーナーも滑ることなく走行できますよ。
- 通勤やレースなど、幅広く使いたい方
- スピード感ある走りを楽しみたい方
- 性能を重視したい方
Grand Prix 5000Sは、口コミでも評価が高く、リピーターが多いモデルでもありますよ!
耐久性が高く、グリップ力に優れたエントリーモデルのタイヤ。
トレッドデザインは新たに開発された「ピュアグリップコンパウンド」を採用し、モダンでシャープなデザインが魅力的です。
メーカー | Continental(コンチネンタル) |
タイヤサイズ | 700×25c |
重量 | 265g |
種類 | クリンチャー |
TPI | 180 |
耐パンク性 | 〇 |
トレッド | セミスリック |
高品質なエントリーモデルなので、ロードバイク初心者の方にもぴったりですね。
- 高品質でありながら、コスパ最強のエントリーモデル
- 優れたグリップ力と耐久性の高さが魅力的
- 信頼性が高いタイヤメーカー
「雨天時のグリップがよく、価格も考えるとかなり満足!」という愛用者の声もありましたよ。
- ロードバイク初心者の方
- コスパ重視で探している方
- 街乗りやトレーニング用で使用したい方
性能と価格のバランスがよいタイヤを探している方にもおすすめですよ。
軽さと耐パンク性能のバランスがとれた、ミドルクラスモデル。
耐貫通パンクベルト「PRベルト」を採用しており、強度の高さが抜群です。
メーカー | Panaracer(パナレーサー) |
タイヤサイズ | 700×25c |
重量 | 220g |
種類 | クリンチャー |
TPI | 不明 |
耐パンク性 | 〇 |
トレッド | スリック |
耐久性が高いので、アップダウンがある街乗りでも快適に走行できますよ。
- 耐パンク性能が高く、街乗りやレースなど幅広く使用できる
- コスパと性能のバランスがよい
- カラフルなカラー展開がおしゃれ
初心者からミドルクラスのレースなど、幅広く使えるのも嬉しいポイントです。
- パンクに強いタイヤを探している方
- 幅広く対応できるタイヤが欲しい方
- 性能だけでなく、おしゃれさも楽しみたい方
カラー展開が豊富なので、おしゃれにもこだわりたい方はぜひチェックしてみてくださいね!
※ブラック・ブルー・レッド・イエロー・ホワイト
イタリアの老舗メーカー「ビットリア」の、トレーニング用タイヤです。
コンパウンド「グラフェンG2.0」を採用し、高いグリップ性能と低い転がり抵抗を両立しています。
メーカー | Vittoria(ビットリア) |
タイヤサイズ | 700×25c |
重量 | 395g |
種類 | クリンチャー |
TPI | 26 |
耐パンク性 | 〇 |
トレッド | センタースリック |
お手頃価格なので、交換用タイヤとしても最適ですよ。
- トレーニング用からロングライドまで、幅広く使用できる
- 高いグリップ性能と低い転がり抵抗を両立している
- お手頃価格なので、お試しや交換用としても最適
「お手頃価格なのに耐久性が高いので、練習用としてダイナミックに乗りこなせる!」と口コミでも話題です。
- 価格を重視したい方
- パンクに強いタイヤを探している方
- 通勤・通学用として使いたい方
タイヤに硬さがあるため、タイヤ交換が初めての方は苦戦する可能性があります。
初心者の方は、専門ショップや詳しい方に相談してみて下さいね!
チューブレスレディモデルの「AGILEST TLR」は、3層構造で耐パンク性・しなやかさ・快走性の高いオールラウンドなタイヤ。
タイヤの変形量が少ないので、「平地の巡行がとてもスムーズで気持ちよく走れる!」と好評です。
メーカー | Panaracer(パナレーサー) |
タイヤサイズ | 700×25c |
重量 | 230g |
種類 | チューブレスレディ |
TPI | 不明 |
耐パンク性 | 〇 |
トレッド | スリック |
オーソドックスなタイヤなので、さまざまなシーンやレースに対応できるのが嬉しいですね。
- 転がり・高い耐パンク性能・グリップ力・しなやかさをバランスよく実現している
- オーソドックスなタイヤなので、さまざまなシーンやレースに対応できる
- 装着性・マウント性・フックレスリムに対応するなど、初心者でも扱いやすい
こちらのモデルはスリックタイヤですが、「路面への食い付きが良く、山道の下りでも安心感がある」との口コミがありましたよ。
- 幅広いシーンで使用できるタイヤが欲しい方
- 通勤通学・街乗りなどで、より楽に走りたい方
- 長距離を効率よく走りたい方
タイヤの軽さとコーナーでの安定感が抜群なので、レース用のタイヤにもぴったりですよね。
全モデルよりもゴム比率が高く、柔らかくしなやかなタイヤにバージョンアップ。
普段使いから通勤通学、レースやサイクリングなど、シーンを選ばずに使用できます。
メーカー | GORIX(ゴリックス) |
タイヤサイズ | 700×25c |
重量 | 380g |
種類 | クリンチャー |
TPI | 不明 |
耐パンク性 | 不明 |
トレッド | センタースリック |
カラー展開が豊富なので、私は車体と合わせたり差し色としても、カスタムを楽しんでいますよ。
※ブラック、レッド、ブルー、グリーン、フルホワイト
- 柔らかくしなやかで転がりがよく軽快に走れる
- タイヤの着脱がしやすい
- カラー展開が豊富で、カスタマイズにも最適
転がりがよく、タイヤの着脱もしやすいモデルですよ。
- どんなシーンでも使用できるタイヤを探している方
- 性能だけでなく、おしゃれさにもこだわりたい方
- 着脱のしやすいタイヤを選びたい方
おしゃれにカスタマイズを楽しみたい方は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ドイツの高品質タイヤメーカー「CONTINENTAL」の、タフコンディションに最適なアドベンチャーモデルです。
擦れに強いポリアミド繊維を網状にした「デュラスキン」を採用しており、耐久性が高いためタイヤの寿命も長持ちしますよ。
メーカー | Continental(コンチネンタル) |
タイヤサイズ | 700×25c |
重量 | 240g |
種類 | チューブラー |
TPI | 180 |
耐パンク性 | 〇 |
トレッド | センタースリック |
耐パンク性の高い「POLY X BREAKER」を使用しているので、安心感もバッチリですね。
- タフコンディションに最適なアドベンチャーモデル
- 擦れに強いポリアミド繊維を網状にした「デュラスキン」を採用し耐久性が高い
- 軽快さ・耐久性・グリップ性などバランスがよい
「とにかくパンクを避けたい!」という方は、要チェックですよ。
- 速さよりも耐久性を重視したい方
- タイヤの持ちが良いモデルをお探しの方
- 通勤通学、街乗り・レース用に使いたい方
「走りの良さ、耐久性、グリップ性すべてのバランスが取れたタイヤが欲しい!」という方にもおすすめですよ。
まとめ
今回は、おすすめのロードバイクの25cタイヤをご紹介しました。
おすすめは7つあります。
- Continental(コンチネンタル) Grand Prix 5000S
- Continental(コンチネンタル) UltraSport3
- Panaracer(パナレーサー) CLOSER PLUS
- Vittoria(ビットリア) Zaffiro Pro
- Panaracer(パナレーサー) AGILEST TLR
- GORIX(ゴリックス) Gtoair Edition
- Continental(コンチネンタル) GATORSKIN
ぜひ、今回ご紹介したメリット・デメリット・選び方を参考にして、最適なタイヤを手に入れて下さいね!