この記事では、グラベルロードは後悔しやすい?について書いています。
「グラベルロードって近年人気だけど、どんなものなんだろう?」
「グラベルロードは後悔しやすいと聞くけど自分は買っても平気かな?」
そんな疑問を持つ人は多いのではないでしょうか?
今回は、グラベルロードは後悔しやすい?をテーマの特徴とメリットデメリット、更にはどんな人におすすめなのか解説していきます!
グラベルロードは後悔しやすい?特徴は?
それでは早速、グラベルロードの後悔を紹介していきます。
グラベルロードは舗装路から未舗装路まで長距離走破できるほどの汎用性の高さを持つロードバイクを指します。
太陽ジリジリお天気最高🥳
— arnie.rico (@ArnieRico) June 19, 2024
江戸サイは染み出し多かったけどグラベルなら無問題🤭#グラベルロード pic.twitter.com/HNzhwiXx0q
元々は海外で流行り出し、それが日本に広まったと言う経緯があります。
よく比較されるのがシクロクロスバイク。
グラベルロードとシクロクロスバイクは似ているようですが、そもそもの用途や目的が違います。
シクロクロスバイクは競技性が高く、極力無駄を削ぎ落としており高速で悪路を走ります。
一方でグラベルロードは汎用性の高さを売りにしており競技性は低いです。
そのためタイヤの幅の規格やジオメトリーが違ったりと実は全くの別物なんですよ。
グラベルロードはどちらかというと趣味として乗る色合いが強いと言えるでしょうね。
- 海外で人気が出た
- 汎用性が高い
- シクロクロスバイクと違い競技性が低い
そんなグラベルロードの特徴は太めのタイヤを採用していたり、耐久性の高いフレームを採用したりしていますよ。
グラベルロードは細くても30c、太めだと38cや40cのタイヤを履いています。
おかげで荒れた道も楽々走れますよ。
ただその分重量が増すので、特にロングライドなどでは疲労が溜まりやすく疲れるロードバイクとなってしまっていますね。
実際私も10kg近いロードバイクに乗っていた時はロングライドでは疲れやすかったです。
なので、重いロードバイクに乗っている感覚に近いと思っていただければよいかなと思います。
太めのタイヤを採用している点はメリットにもなり疲労しやすいというデメリットにもなっています。
また、耐久性の高さもグラベルロードの特徴の一つですよ。
先述の通り未舗装路も走ることを想定しているので頑丈さが求められます。
そんなグラベルロードは耐久性の高いフレームを採用しているものがほとんど。
おかげで壊れにくく多少乱暴に扱ってしまっても大丈夫なところは評価出来るポイントですね。
しかし、こちらも車重が重くなってしまうポイントなのでスピードが出にくく疲れやすいです。
こういった点がグラベルロードを買って後悔する要因の一つとなってしまっているのも事実でしょうね。
グラベルロードは頑丈なフレームを採用しているため、抜群の安定性を誇ります。
未舗装路を走る上では安定しているので大きなアドバンテージとなるはずです。
また、ジオメトリーもホイールベースが長めでハンドルも高い設計になっていますよ。
おかげで乗り心地はよいですね。
しかし、反応性が劣ってしまうというデメリットもあります。
反応性が低いと一般的には舗装路でスピードが出づらいです。
なので、ペダルを多く回さないといけないためロングライドでは疲れやすいかもしれませんね。
グラベルロードのメリット
ここまでロングライドなどで疲れやすいと解説してきましたが、メリットももちろんありますよ。
グラベルロードにはフェンダーやバッグが取り付けられるギアマウントが搭載されています。
そのため後から様々なパーツを取り付けられますよ。
自分好みのカスタマイズができたり使い勝手を向上させたり出来るのは嬉しいメリットですね。
悪路走行が得意なことを活用してキャンプ道具を搭載しグラベルロードでキャンプなんてことも出来ますよ!
グラベルロードではなく、#ロードバイク での #自転車キャンプ について
— Sir_Pendragon@自転車キャンプ&ロードバイク (@sir_altria_jp) June 9, 2024
いつもは
・タイヤ42c
・コンポ38T-44T
ですが、前回今回と
・タイヤ25c
・コンポ34T-32T
です。ロードバイクは6.7kgまで軽量化され、ホイールは1,215gです。
6.5kg程度のギアだとロードバイクの方が走りやすい気がします。 pic.twitter.com/psuJ6MAKIi
ロードバイクとは違った使い方ができるのもグラベルロードのメリットですよ。
グラベルロードには制動力の高いディスクブレーキが搭載されていることがほとんどです。
そのため高い制動力を得られますよ。
制動力の高さを活かして颯爽と悪路を駆け抜けられますよ!
また、採用されているディスクブレーキの中には油圧式を搭載しているものもあります。
油圧式を選べばより高い制動力を得られますよ。
グラベルロードのデメリット
メリットを解説しましたが、残念ながらデメリットも存在します。
グラベルロードには先述の通り太めのタイヤやディスクブレーキを採用しています。
そのせいで同価格帯のロードバイクと比較して重量が1〜2kgほど重くなってしまいます。
重量増は高速走行の妨げにもなってしまいます。快適な走りは得意なだけに残念ですね。
しかし足回りをカスタムすれば多少は改善できるかもしれませんよ。
ただ、軽量化の観点でいえばエンデュランスロードをカスタムした方がよいかもしれませんね。
元々は海外で人気に火がついたグラベルロード。
外国の優れた景色の荒野を颯爽と走るサイクリストの姿に憧れた人も多いのではないでしょうか?
しかし日本国内ではそのような荒野の道が少ないのが現状です。
なので、想定していたほどグラベルロードが活躍できる道を走る機会が少ないと思いますよ。
せっかくグラベルロードには悪路を走るポテンシャルがあるのにもったいないですよね。
【結論】グラベルロードはどんな人におすすめ?
ここまで色々と解説してきましたが、「結局グラベルロードを買うか迷う」という人は多いですよね。
そこで、グラベルロードはどんな人におすすめなのか紹介していきます1
グラベルロードはスピードを出すことには特化してないのは解説した通りです。
しかし裏を返せばゆっくりとマイペースに走る人にはさほどデメリットにはならないと言うことです。
誰とも競争をせず、自分のペースで自分だけの走り方をする人にはぴったりな自転車だと思いますよ。
ゆっくりと景色を見ながらのんびりと走る。そんな楽しみ方もあっていいじゃないですか。
グラベルロードCheckpointで、本栖湖の浩庵キャンプ場へキャンプライドに行ってきました‼️
— TREK Bicycle 甲府(直営店) (@TREKBicycleKofu) January 16, 2020
冬キャンプ⛺️、冬ならではの景色がたまりません。https://t.co/9voZftjTE9 pic.twitter.com/uYIhFjJ1WX
そういった楽しみ方をしたい人には最高の相棒になってくれるはずですよ。
拡張性が高いという特徴を持つグラベルロード。
せっかくならカスタマイズして楽しみたいですよね?
そんな拡張性の高さ、カスタマイズ性の高さを求める人にはぴったりな自転車と言えるでしょう。
キャリアをつけて大きな荷物を搭載し、多種多様な楽しみ方をしたい。他とは違った自転車が欲しい。
そんな欲張りな人には最高の相棒になってくれること間違いなしですよ!
極端なことを言ってしまえば、グラベルロードは良くも悪くも中途半端な自転車です。
しかし汎用性の高さなど一定のメリットがあるのも先述した通りです。
その中途半端さに愛着や楽しみを見出せる人にはぴったりの自転車でしょうね。
ロードバイクとマウンテンバイクを組み合わせたような自転車。
ある意味異端児と言えるでしょう。
しかしそれは両方のよいところも持っているということ。
そんな相棒が欲しい人にはグラベルロードはうってつけですよ!
まとめ
今回はグラベルロードの特徴とメリットデメリット、そしてどんな人におすすめなのか解説してきました。
よいところもあれば、使い方によってはデメリットになってしまう部分があります。
ロードバイクとはそもそも使用用途が違う自転車だということがわかっていただけたと思います。
しかし、グラベルロードの使用用途とご自身が想定している使い方がマッチすればこれ以上ない相棒になってくれるはずですよ。