この記事では、自転車が盗まれやすいブランドについて書いています。
密を避ける移動手段として自転車を利用する人が増えてきました。
その一方で、転売目的による自転車の盗難が多く発生しています。
これから自転車を買おうとしている方の中には、盗まれやすいブランドがあるなら盗難対策を強化したいという方もいますよね。
そこで今回は、どんなブランドの自転車が盗まれやすいのかご紹介します。
終盤には盗まれやすい自転車の特徴や盗難対策をまとめたので、ぜひ参考にして悪質な盗難から愛車を守ってくださいね!
自転車が盗まれやすいブランドは?
それでは早速、自転車が盗まれやすいブランドを紹介していきます。
結論を先にお伝えすると、
自転車が盗まれやすいブランドは転売で高く売れる人気ブランドや需要が高い有名ブランドです。
自転車を盗む目的のほとんどが乗り捨てか転売によるもの。
転売目的による盗難の場合、高く売れる人気ブランドや需要が高くすぐに売れる有名ブランドが狙われるようです。
ここからは、自転車が盗まれやすいブランドの特徴を3つご紹介していきます。
盗難された自転車の多くは転売目的でフリマサイトに出品されています。
人気の高いスポーツ自転車は、転売で高く売れるため狙われやすい傾向にあります。
狙われやすいブランド | 狙われる理由 |
---|---|
・ビアンキ ・トレック ・キャノンデール などのスポーツ自転車 | 人気が高く転売で高値がつく |
転売の目的はやはりお金儲けですよね…
たいした利益の出ないノーブランドの自転車より、転売で稼げる人気ブランドのスポーツ自転車の方が目をつけられやすいようです。
ブランド名で狙われることを避けるために、駐輪する際は自転車カバーをつけるなど盗難対策を心掛けましょう。
有名ブランドは需要が高く、フリマサイトで相場より高く出品しても売れる傾向にあります。
狙われやすいブランド | 狙われる理由 |
---|---|
・パナソニック ・ヤマハ ・ブリヂストン といった有名ブランド | 需要が高いため転売で相場より高く売れる |
そのため無名ブランドと比べて有名ブランドの自転車は、売りさばく商品として最適なので盗難に遭いやすく注意が必要です。
有名ブランドの自転車を保管する際は、鍵を複数個つけるなど盗難対策を強化してくださいね。
マイナーブランドは出品してもなかなか売れないケースがよくあります。
盗難車の場合、いつまでも売れ残っている自転車は足がつく恐れがありますよね。
マイナーブランドと比べて老舗ブランドや有名ブランドのような信頼性が高いブランドの自転車はスムーズに売れやすく、その分盗難被害にも遭いやすいようです。
買い物などで少し離れる場合でも、必ず施錠するように気をつけてくださいね。
盗まれやすい自転車の特徴は?
ここからは、盗まれやすい自転車の特徴をご紹介します!
- 高価なモデル
- 鍵の無施錠
- いつも同じ場所に置いてある
- 人目のない場所に停めてある
ここからは、盗まれやすい自転車の特徴について4つ詳しく解説していきます。
本体価格が数十万円する高価なモデルの電動自転車やスポーツ自転車は、1万円程で買えるママチャリと比べると転売目的による盗難に遭いやすい傾向にあります。
とくにスポーツ自転車の場合、ホイールやパーツ・サドルでも高く売れるため盗難被害は後を絶ちません。
*一概には言えませんが、30万円以上する高価なモデルは目をつけられやすい傾向にあります。
電動自転車はバッテリー盗難に遭うケースが年々増加しています。
高価なモデルの自転車を駐輪する際は、固定されている支柱などに巻き付ける地球ロックがおすすめですよ。
警視庁の調べによると、盗難被害に遭った自転車の6割が無施錠だったというデータがあります。参考元:警視庁HP
盗難対策をしていない自転車はプロの手によって簡単に盗まれてしまいます。
有料駐輪場の場合でも、お金を払えば誰でも開錠できてしまうのでしっかりと施錠してくださいね。
自宅の敷地内や短時間の駐輪であっても、自転車から離れる際は必ず鍵を掛けましょう。
いつも同じ場所に長時間駐輪している自転車は盗まれやすく注意が必要です。
とくに、朝から夜間にまたぐ駐輪は昼の明るいうちに物色されている可能性があるので特に注意が必要ですよ。
盗難対策として、いつも違う場所に停める・自宅なら屋内に保管すると安心です。
人通りの少ない場所への駐輪は、盗まれるリスクが高くなります。
人目がなければ大きな工具を使って鍵を破壊したり、担いで車に乗せて持ち去ったりすることも簡単ですよね。
盗難対策として、人通りが多い場所に停める・大型駐輪場なら防犯カメラの近くに停めるのが最適ですよ。
停める場所を工夫するだけで盗難リスクを軽減できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
自転車を盗まれない為にすべきこと5選
大事な愛車を盗難から守るために、日頃から盗難対策をしっかりと心掛けましょう。
ここからは、自転車を盗まれない為にすべきこと5選をご紹介します。
鍵の掛け方が不十分な場合は盗難に遭いやすく注意が必要です。
ワイヤーロックなどの鍵を車輪にのみ巻き付けている自転車をよく見掛けますが、車輪を外されフレームごと盗まれる危険性があります。
鍵を掛ける際は車輪だけではなくフレームと一緒に巻き付けて施錠するようにしましょう。
■ブリヂストン エブリロック/ワイヤー錠
ワイヤーの太さが12mmでしっかりとした厚みがあり、切断による破壊にも対抗できる耐久性の高さが魅力です。
複数個の鍵を使用する・固定されている支柱に巻き付けるなど施錠の仕方を見直してみて下さいね。
いつも同じ場所に長時間駐輪している自転車は、盗難犯に目をつけられやすい傾向にあります。
とくにスポーツ自転車やブランドメーカーの自転車は、一般的なママチャリと比べてデザイン性が高く目立ちます。
そのため、同じ場所に長時間駐輪する事は盗難のリスクを伴います。
他にも、人通りが少ないところへの駐輪は盗難犯にとっては好都合な場所です。
大きな工具を使って鍵を壊されたり車体ごと持ち去られたりしても人目がなければ簡単に盗めますよね。
自転車を駐輪する際は、いつも違う場所に停める・人通りが少ない場所を避ける・自宅の場合は屋内で保管するのがおすすめですよ。
自転車の盗難リスクを減らすために、停める場所を意識してみてくださいね!
一般的なママチャリと比べると、人気ブランドや有名ブランドの自転車はとくに狙われやすい傾向にあります。
ビアンキ・トレック・キャノンデールなどのスポーツ自転車
パナソニック・ヤマハ・ブリヂストンなどの有名ブランド
盗難が転売目的の場合、車体価格が高く需要のある自転車なら高く売れますよね。
高価なモデルの自転車なら軽量なので持ち去るのも簡単です。
ブランド名を見て狙われるリスクを減らすためにも、有名ブランドの自転車はカバーを掛けて保管しましょう。
電動自転車のバッテリー盗難は年々増加しており注意が必要です。
付属の鍵で施錠していても30秒で破壊され盗まれたケースもあります。参考元:MBS NEWS
バッテリーの買い替えと鍵の修理費が掛かり金銭的な負担が大きいですよね…
*バッテリーの買い替え3~5万円程、鍵の修理5,000~1万円程
バッテリー盗難を避けるためにも、頑丈な鍵で二重ロックをする・バッテリーを取り外して保管するなど盗難対策を強化して下さいね!
万が一盗難に遭った際に備えて、防犯登録番号を確認しておくのがおすすめです。
防犯登録番号は自転車の所有者を証明するものなので、自転車を探す手掛かりとなり発見時の引き渡しもスムーズですよ。
登録自体がまだの方は、万が一の為にも防犯登録をしておくべきです。
まとめ
今回は、どんなブランドの自転車が盗まれやすいのかご紹介しました。
結論を最後にお伝えすると、
自転車が盗まれやすいブランドは転売で高く売れる人気ブランドや需要が高くすぐに売れる有名ブランドです。
大事な愛車を盗難から守るために、日頃から盗難対策をしっかりと心掛けましょう。
記事の終盤に盗まれやすい自転車の特徴や盗難対策をまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!